最近のトラックバック

« 小曽根真トリオ ライブレポート 2012.9.19 | トップページ | 小曽根真 featuring No Name Houses ライブレポート 2012.10.13 »

2012年10月 3日 (水)

河合塾エンリッチ講座 東浩紀さん講演 人間と動物のあいだで引き裂かれる「人間」

河合塾エンリッチ講座2012

 

東浩紀(早稲田大学教授) 

人間と動物のあいだで引き裂かれる「人間」

 

20121022日(月) 17:3019:00 

河合塾横浜校3N教室

入場無料・申込不要

 

 例えば、ジュリアード音楽院出身の演奏家について「彼はジュリアード・メイドのチェリストで…」と表現することがある。それにならえば、東浩紀さんは「河合塾メイドの思想家・批評家」である。

 

 中学生の ころから、今はなき駒場校に通い始めた彼は、高等学校卒業までの数年間を河合塾で過ごした。彼のフットワークは軽く、時に他校舎の単科講座にも足を伸ばし たこともあるそうだ。そればかりか、大学入学後にはグリーンコースのチューターまで経験している。僕が東さんとはじめて会ったときにも、彼は河合塾への愛 を存分に語ってくれて、むしろ僕のほうが面はゆかったほどだ。彼がこれほどまでに河合塾をなつかしがるのは、単なる多感な思春期の時代へのノスタルジーで はなく、明らかに、彼の思想家・批評家としての基盤が、この河合塾での数年間に形づくられたことを物語っている。今回の講座では、そんな彼の自己形成史に まで踏み込んだお話が聴けるはずである。

 

 東さんの 問題関心の領域は極めて広い。はじめ、フランスの思想家ジャック・デリダの研究から出発したが、日本のアニメや現代美術への批評、オタク文化を分析したポ ストモダン論、そして政治の問題まで、現代に切り結ぶあらゆる事象を俎上に載せる。そして彼自身SF作家でもある。書籍や新聞、「朝まで生テレビ」などマ スメディアによる発言も極めて多い東さんだが、Twitterで思いを常に発信し続けており、時に過激に自己をさらすことを厭わない。3.11の大震災とそれに続く原子力事故の際には、思想家・批評家として、また幼いこどもを持つ親として、苦悩し行動する様がつぶさに語られたことは記憶に新しい。

 

 大学での教育活動を行う一方で、仲間たちと会社を立ち上げ『思想地図β』をいう雑誌を発刊している東さんは、言論アカデミズムや権威から自由になる闘争を続けており、今最も注目すべき人物のひとりである。

 その東さんが、最先端の問題意識を「コウハイ」である君たちに語ってくれるのが、今回の講座である。従順である必要はない。「コウハイ」たちと論争が起きることを東さんは望んでいるに違いないのだから。(司会 中西光雄)


20121022b

« 小曽根真トリオ ライブレポート 2012.9.19 | トップページ | 小曽根真 featuring No Name Houses ライブレポート 2012.10.13 »

学問・資格」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/174509/55807697

この記事へのトラックバック一覧です: 河合塾エンリッチ講座 東浩紀さん講演 人間と動物のあいだで引き裂かれる「人間」:

« 小曽根真トリオ ライブレポート 2012.9.19 | トップページ | 小曽根真 featuring No Name Houses ライブレポート 2012.10.13 »

2017年2月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28        
無料ブログはココログ

twitter