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2012年5月13日 (日)

ミスチルの歌詞について三木俊雄さんと議論しました

フェイスブック上で、サックスプレイヤー三木俊雄さんと、最近のj-popの歌詞、とりわけミスチルの歌詞について議論しました。フェイスブックのニュースフィードは次々と消えてゆきますので、ここに記録として残しておきたいと思います。三木さんと私は、おそらく同じこと(j-popの歌詞がわかりにくいということ)を考えていて、三木さんの発言に触発されて、私の思考もスパークしてしまったものと思われます。最後に奥出直人さんのコメントもあります。


三木俊雄さん

テレビの歌番組を観ていて、歌詞が字幕で出てきたりするとちょっと混乱する事がある。普段いかに歌詞を聴いていないか、というより耳に入って来ていないんだなと思う。しかも字幕を読んで尚更解らなかったりする。こんな事を言うと「また、おじいさんみたいな事を」と言われるのだが、どうやら言葉のセンスは無さそうだ。


三木俊雄さん

これは日本語J-popです僕にとって難解な歌詞が多くて
と言っても英語歌詞はある意味はなから諦めている部分も正直あります
でも歌で感動するんですね不思議なもです

 

三木俊雄さん

言葉がメロディに乗った途端意味が入って来なくなる一種音楽的失語症とでも言べき傾向があるかも知れません

 

中西光雄

本で歌詞分析をしたあと最近 J-pop歌詞について考え続けています英語歌はone note one wordが原則ですが日本歌は明治期西洋音階導入当初からone note one soundが原則でしたでは讃美歌8/7韻律を和歌7/5韻律に無理に変換したためにtwo note one soundひかありかあ部分までありこれを後に藤山一郎が忌み嫌って歌わなかったといエピソードになっています藤山一郎は日本語歌としておかしいと言っていたそです20年前Mr.Children登場は日本語歌詞に革命的な変化をもたらしました桜井さん歌詞は日本語歌ではじめてone note one word歌でそれゆえひとつ歌で歌いる世界が非常に深まり拡がりましたが私たち世代には正直聞き取ることができないだと思っています私はあ有名なgift 冒頭一番きれいな色ってなんだろでさえ字幕を見ないと意味が理解ができません母音を強調すると日本語はone note one wordでは歌えないはずで桜井さん歌い方は歌い方についても日本歌に革命的な変化を起こしたと思っています最近椎名林檎さんカーネーションなどではtwo note one word部分などまであって言葉あまり切り刻み方にぶっとびました今はじめて歌詞を見ましたがこんな難しい内容を歌ってたんだと始めて理解しました私には椎名林檎歌は聞いて理解できるもではないよですただ明治初期日本人がfilm拗音フィを発音できなくてフイルムと表記したよ言語を理解する耳とい歴史的に形成されるもののですですからもしかすると今若者には日本語one note one wordが十分に理解できているかもしれませんNHKでやっていた由紀さおりさん紹介番組で日本語one note one sound西洋人にも言語を越えて理解されているとい分析があってこれはこれでおもしろい現象だと思っています長くなりました三木さん指摘は大変重要だと思っています

 

中西光雄

椎名林檎カーネーション冒頭小さく丸めた躯は今悲しみ隠し震えて命を表しているちい休止い・ま休止休止休止休止わしてと歌われていました椎名さん場合one note one word問題といよりあえて一文節中に休止を入れて震えて」「表してところに特徴があるよです難しい歌詞をワルツ旋律に乗せるため工夫ですがone note one soundを基調にしながらone note one two soundsちいone note three soundsわして箇所が混在しており私には極めて難しい歌に思えます歌詞意味は全然わかりませんでした(^_^)〈この項一部改変しました〉

 

三木俊雄さん

GIFTと言知らなかったYouTubeで聴いてみたですが冒頭はともかく途中からは非常に分かりにくくほとんど聴き取れない部分もあり驚きましたTwitterで検索するとミスチルは歌詞が最高だとい呟きがとても多く正直言って取り残されたとい感じがありますあなたかわりはないでーすかなどはとても分かり易いですが
ただ極めて難解と思われるもが何故ここまで共感と賛同を得るといはとても興味深い問題です
アキバをAKBと呼ぶ感覚に近いまた遠いとても不思議です


中西光雄

三木さんなんです先日授業でミスチル歌詞ことを話したら後でミスチル大ファンとい子がやって来て先生はやくベスト盤買わないと売り切れちゃいますよ歌詞最高です!!と言われました(^_^)やはりこ世代子たちは歌詞に反応しているんですよね学園祭などで聞くミスチルコピーバンドがなぜミスチルっぽくないかと言えばミスチル桜井さん歌よりもずっと歌詞をはっきり歌からでむしろオリジナル桜井さん自身歌は母音を殺して音楽に寄り添っているよに思えるです是非こミスチル秘密探ってみたいと思っています

 

三木俊雄さん

僕が漠然と思には津軽海峡にいかにも分かり易い描写や一貫したストーリーと言よりむしろ脈絡無い漠とした言葉中から突然突き破って出てくる印象的なキーワードまたそれが音節や韻律をあえて壊した表現が突き破って刺さるかな

 

中西光雄

なるほどミスチルや椎名林檎歌は冒頭から抽象的といか内面的で風景がパッと浮かび上がってきませんも三木さん言われる突き破って刺さる印象的なキーワードに反応しているとい説はあたっていると思います演歌などは日本文学的な伝統に則っていて心情を自然物に仮託して示しているですがミスチル歌詞は内面だけを語ったもいわば心理学歌な純粋にキーワードに反応するでしょ桜井さんが音節や韻律をあえて壊してそれを強調しているとすれば新しい音楽的語法といことになるでしょ

 

三木俊雄さん

リスナー言いたかった事を流暢に聞かせるではなく躊躇ったり戸惑ったりとい不器用さまでも代弁してくれるに感じるかなと

 

中西光雄

すごくよくわかりますやはりそれが時代雰囲気なんですよねミスチルは憂鬱や戸惑い体現者なかもしれません以前坂本龍一さんが今日本音楽界でCDを売り上げで次アルバム制作費が出せるはミスチルぐらいだろと言っておられました彼らパワーは商業的な部分も含めてすごいし影響力もあるでしょ日本音楽史中でj-popにミスチルがいること意味を言葉で表現して歴史に位置づけておきたいなとい気持ちになってきています

 

奥出直人さん

山田耕筰が生み出した西洋音楽と日本語解決方法とは違方法でたっているとユーミンにびっくりしたは團伊玖磨でしたハッピーエンドからサザンまでもここに入るよね日本語歌をかなり変えたとおもいます先がミスチルでさらに変えてしまっています日本語が変わっているです音楽が変わり日本語が変わりまた音楽が変わるジャズがBバップになったときにそ方法で歌を歌歌詞が何人か登場して後現在ジャズ歌手がかなり影響を受け結果ジャズボーカル市場を狭めたといが現状ですけどそんなことも関係するよいずれにしても面白い議論でした

 

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