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2012年4月 4日 (水)

安田寛先生が「「蛍の光」と稲垣千頴」にコメントを寄せてくださいました。

私を唱歌研究に導いてくれた安田寛先生(奈良 教育大学教授)が、私の著書『「蛍の光」と稲垣千頴』についてコメントを寄せてくださいました。一読して涙が出てきました。十二年間細々と頑張ってよかっ たと思っています。安田先生、これからも日曜歴史家頑張ります。ありがとうございました。

中西光雄『「蛍の光」と稲垣千頴ー国民的唱歌と作詞者の数奇な運命ー』を感動して読んだ。一つの唱歌と一人の人物だけを研究する「日曜歴史家」だという中西さんは、大学関係ではなく、研究を通じて知り合った人である。日曜日以外は予備校の講師をしている「研究者魂をもった人である。「思えば私の稲垣研究は、許されて入った茗渓会事務局の書庫の中で、稲垣の死亡記事を探すことからはじまった。明治の末年までに死んでいたはずの稲垣が、大正初期まで生きていたことを確認し、伊澤修二の記憶違いのあまりの大胆さに驚いた日のことを、昨日のように思い返してしる」という一文だけでも彼の研究者魂を伺い知るに十分であろう。

実は彼とはまだ会ったことがない。メールを通じてだけの友人である。だから、彼が國學院大學博士課程まで進んで経歴を今回はじめて知った。彼がクリスチャンであることもはじめて知った。人のつながりは偶然に見えて真ん中に一本必然の糸で貫かれている、と思わされる。

彼の素晴らしい著作は、今私たちが書こうとしている『仰げば尊し』と共通する問題意識がいたるところにちりばめられていることもあって、私にはタイムリーな参考書にもなった。昨日は共同執筆者2人と四時間半の会議をしたばかりである。博識に裏付けられた彼らの饒舌の面白さは、それだけに文字にするのが大変である。彼らにも中西さんの本を薦めておこう。

中西さんが「日曜歴史家」なら、私はもうじき「毎日歴史家」をめざそう。「研究の可能性がどんどん大学の外に開かれつつある」という中西さんの言葉は正鵠を得ている。それに日本のほとんどの大学の蔵書を含めて知識の蓄積はそんなに誇れるほどのものではないだろう。それはともかく中西光雄さんの研究はこうして一冊の書物としてまとめられたことは何にもまして喜ばしいことである。

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