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2011年2月

2011年2月28日 (月)

クライストチャーチへの想い

震災後はじめての日曜日、クライストチャーチの教会では礼拝がまもられました。

建物が倒壊したり大きく傷ついたりした教会では、屋外で礼拝が行われたと報じられています。

街の名「クライストチャーチ」とはまさに「キリストの教会」のこと。

オックスフォード大学のコレッジの名に由来するといわれますが、英国国教会(アングリカンチャーチ)の大聖堂を中心に広がるガーデンシティです。

この街を、大きな地震が容赦なく襲いました。

私がはじめてクライストチャーチを訪れたのは、約20年前のことです。

いとこがクライストチャーチ出身の男性と結婚し、出身地倉敷市と姉妹都市縁組みをするきっかけをつくったものですから、この街には特別な想いを持っていました。

旅行をはじめて最初の日曜日、私はこの地の教会で礼拝に出席しました。

私はメソジスト教会の流れをひく阿佐ヶ谷教会で洗礼を受けてまもなくでしたから、迷わずダラム・ストリートにあるメソジスト教会を選びました。

石造りの重厚なつくりの教会で、建物は歴史的建造物として文化財に指定されています。

教会の入り口で、案内役の女性に礼拝に出席させてほしいと拙い英語で言うと、暖かく迎えてくれ、私も東京に数年住んだことがあるのよと教えてくれました。

メソジスト教会では、伝統的に、説教台が中心からオフセットされています。

礼拝堂の中心には十字架があり、説教者は、傍らから神の言葉をとりつぐのです。

この教会もまた、そのような作りでした。

私の英語力では、説教の内容まではわからなかったのですが、礼拝の最後に遠来の友人として紹介し拍手で迎えてくれました。

礼拝後、アッシャーの女性が再びあらわれ、階下に「ティー」の用意があるから是非参加するようにすすめてくださいました。

手作りのクッキーとティーとでひとときをすごすうちに、是非スピーチをと促され、私は生まれてはじめて英語でスピーチをしました。

「いとこがクライストチャーチの男性と結婚し、この街に親しみを持ってきました。はじめてここにくることが出来て確信しています。なんて美しい街なのでしょう!このクライストチャーチは」

そう言うのが精一杯でした。

Hi!と明るく声をかけてくれた中年の男性がいました。

聞けば、アメリカのテキサスから来たビジネスマン。

アメリカの人は、どこまでもフレンドリーで快活なのです。

一方、ニュージーランドの人は、むしろシャイです。

声をかけたそうにしながら、声をかけられないでいる。

この国の人々の精神構造は、とても日本人のそれに似ていると思いました。

アッシャーの女性が、今日はこれからどこに行くの?大学の跡地がマーケットになっているから、是非行ってご覧なさい。

それとあそことあそこ。

当時のニュージーランドは、日曜日に開いている店やレストランは稀でした。

そのことを慮ってのアドバイスだったのでしょう。

私は、とても暖かい気持ちになって、教会をあとにしました。

今、あの美しい教会はどうなっているのでしょうか?

日曜日に教会に集うシャイで穏やかな人々は、無事でいるのでしょうか?

被災され、家が壊れ、けがをされた人はいないのでしょうか?

でも、私は信じます。

きっとこの日曜日、あの教会の人々は、礼拝をまもったことでしょう。

そして、礼拝後、ボランティアとして、困った人々を助けるため大きく傷ついた街の中に入っていったことでしょう。

だから、クライストチャーチの人々と心をあわせて、私は祈ります。

私自身が何が出来ることはないかと考えながら、まず祈ります。

そして、いつかあの教会を再び訪れたいと思うのです。

Durham Street Methodist Church Christchurch

http://www.mmsi.org.nz/parish.html








2011年2月18日 (金)

やりなおし古文講座のテキストファイルです

「text02.doc」をダウンロード

ワードテキストとなっております。

ダウンロードして用いてください。

2011年2月17日 (木)

第2回【USTREAM】やりなおし古文講座「源氏物語を自力で読む」

私のインフルエンザ罹患で延期していた

やり直し古文講座「源氏物語を自力で読む」の【USTREAM】放送を

2月18日(金)の20時から行います。

1回目の放送を見てくださった方、遅くなってほんとうに申し訳ありません。

今後は定期的に(月1回)行いたいと考えています。

どうぞよろしくお願いします。

facebookページも開設しました。ご覧ください。

http://www.facebook.com/pages/%E4%B8%AD%E8%A5%BF%E5%85%89%E9%9B%84%E3%81%AE%E3%82%84%E3%82%8A%E7%9B%B4%E3%81%97%E5%8F%A4%E6%96%87%E8%AC%9B%E5%BA%A7%E6%BA%90%E6%B0%8F%E7%89%A9%E8%AA%9E%E3%82%92%E8%87%AA%E5%8A%9B%E3%81%A7%E8%AA%AD%E3%82%80/111174172293488?sk=wall

2011年2月 9日 (水)

2月9日は稲垣千頴の命日です

唱歌「蛍の光」の作詞家で、

音楽取調掛、東京師範学校教諭であった稲垣千頴(ちかい)は、

今から98年前の1913(大正2)年の2月9日に逝去しました。享年67歳でした。

福島の棚倉で中級武士の家に生まれ、藩主の転封によって川越に移り、

若くして藩校長善館の教諭となり、平田鉄胤(かねたね)の国学塾に学び、

新設されたばかりの東京師範学校の教諭となりました。

そして、校長伊澤修二の願いで音楽取調掛となり、

卒業式の歌「蛍の光」を作詞したのです。

古典教科書の礎を作った人でもありました。

長い間、稲垣のことは歴史の中で忘れ去られていましたが、

昨年やっと生涯の全貌が明らかになりました。

再評価はこれからです。

命日にあたり、稲垣千頴の生涯を偲ぼうと思います。

2011年2月 7日 (月)

「題名のない音楽会」卒業式の定番曲ベスト10

2月6日放送のテレビ朝日『題名のない音楽会』

「卒業式の定番曲 ベスト10 」を録画で見ました。

昨日は所属教会の礼拝当番だったので、

はやく自宅を出たのでした。

『題名…』らしいとてもよい番組だったと思います。

昨年末に出た佐渡裕&シエナ・ウインド・オーケストラ&

晋友会合唱団によるCD「BRASS&CHORUS=吹奏楽と合唱の祭典=」に

収められた楽曲の紹介という要素もあったためでしょうか、

「巣立ちの歌」「大地讃頌」「旅立ちの日に」の三曲の演奏に

放送時間の多くがさかれていましたが、

「旅立ちの日に」の作詞家小嶋登さんのお話は貴重で感動しました。

小嶋さんは番組収録後1月20日に亡くなったのです。

ご自分の作詞した曲を聴きながら、涙を流しておられた姿が強く印象に残りました。

「旅立ちの日に」は。確かにこれからも卒業式の歌として残ってゆくだろうと思います。

「蛍の光」は2位、「仰げば尊し」が1位でした。

少し残念だったのは、やはり「蛍の光」の作詞者が「不詳」となっていたこと。

我が国を代表する音楽番組ですから、是非とも正確を期していただきたかったと

思います。

私の中一になる次男が、感想とともに番組にお知らせをしたそうです。

私も、資料を添えて、番組にお手紙を差し上げるつもりでおります。

実に細かいことのようですが、歴史の事実はひとつひとつが大切なのだと

私は信じます。

「仰げば尊し」の原曲が見つかったことでもあり、来年は是非、

この2曲についての番組をつくっていただきたいと、

お願いしようと思っています。

CD 吹奏楽と合唱の祭典

http://www.amazon.co.jp/BRASS-CHORUS-%E5%90%B9%E5%A5%8F%E6%A5%BD%E3%81%A8%E5%90%88%E5%94%B1%E3%81%AE%E7%A5%AD%E5%85%B8-%E3%82%B7%E3%82%A8%E3%83%8A%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9-%E6%99%8B%E5%8F%8B%E4%BC%9A%E5%90%88%E5%94%B1%E5%9B%A3/dp/B0045LNIK4/ref=sr_1_1?s=music&ie=UTF8&qid=1297060498&sr=1-1

題名のない音楽会

http://www.tv-asahi.co.jp/daimei/

読売新聞福島県版で稲垣千頴と出身地棚倉が紹介されます

昨日、読売新聞郡山支局の記者の方から取材を受けました。

福島県版「ハッケン!ふくしま」で、稲垣千頴と出身地棚倉町について

ご紹介いただけるのだそうです。

掲載は今月二十日前後とのことです。

福島県在住の方だけになりますが、是非ご覧ください。

詳細は後日お知らせします。

「蛍の光」の作詞者稲垣千頴を偲ぶ歴史散歩のお誘い(再掲)

2月9日(水)は、唱歌「蛍の光」の作詞者稲垣千頴(いながきちかい)の命日です。

稲垣の生涯と業績が明らかになった今、彼を偲んで、

東京のゆかりの土地を散歩しようと思い立ちました。

JR御徒町駅前の旧居住地を出発して、

上野公園内に残る旧東京音楽学校奏楽堂(重要文化財)を見学、

その後、谷中霊園内にある稲垣の墓所までのんびり歩きます。

道々、稲垣千頴の人となりについてお話します。

おそらく3時間程度の散歩になると思います。

私が個人的に稲垣千頴を偲ぶ散歩ですが、

もし同行をお望みの方がいらっしゃるのであれば、

どなたでもよろこんでご案内いたします。

今回、川越在住の稲垣千頴の子孫の方が参加してくださることになりました。

極めて少人数ですが、楽しい会にしたいと思っています。

参加ご希望の方はメールでご連絡ください。

nakanishi1960@nifty.com

日時 2011年2月12日(土) 午前10時〜14時(予定)

集合 JR御徒町駅(変更の可能性あり)

寒さ厳しい折ですので、防寒対策をしっかりしておこしください。

旧東京音楽学校奏楽堂(重要文化財)

http://www.taitocity.net/taito/sougakudou/   

2011年2月 3日 (木)

棚倉町 歴史講座 古典教科書のはじまり 菊野雅之氏 (訂正)

稲垣千頴について古典教育史の立場から研究しておられる新進の研究者

菊野雅之さん(早稲田大学教育学部助手)の講演会が、棚倉町で行われます。

稲垣千頴の教育者としての側面を、最新の研究から紹介してくださいます。

私も是非聴講したく、駆けつける予定でおります。

棚倉町の方々、また周辺の方々、是非ご参加ください。

『蛍の光』の作詩者稲垣千頴(棚倉出身)をテーマにした 歴史講座のお知らせ

と き 2月25日(金) 午後1時30分〜

場 所 棚倉町文化センター リハーサル室

演 題 「古典教科書のはじまり 〜稲垣千頴編『本朝文範』 『和文読本』『読本』〜」

講 師 早稲田大学教育学部助手        菊野雅之先生

※聴講は無料です。  開演時間までにご入場ください。

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