めまい
大変ご無沙汰してしまいました。
コメントを頂いた方には、とりわけ申し訳なく思っています。
ごめんなさい。
5月29日(金)の帰宅後、急に床がぐるぐると周りだし、すぐに立てなくなりました。
頭を床から3センチほどあげるだけで、強烈に頭が回旋されるように感じました。
ひとりでは立ち上がれず、床に這いつくばって四日間を過ごしました。
自分で立てないのは、生まれてはじめての経験で、ある意味屈辱的でした。
20年ぶりに、一日だけ休講させてもらいました。
悔しいことでした。
お医者さんにも診ていただき、MRA検査もしたのですが、
結局原因はわからないまま、三ヶ月が過ぎました。
まだ軽いめまいが、常に残っています。
良性の頭位目眩症なら、三ヶ月以内に90%の人が治癒するらしいのですが、
僕の場合はあとの10%に留まる可能性もあります。
日常生活に問題はありません。授業もしています。
ただ、かなりうっとうしいですね。ときどき、気が滅入ります。
いつまで続くのか…そう思うからです。
でも、いいこともありました。
立っていることに神経を使わなければならないので、
授業中に神経が研ぎ澄まされ、なんだかいつもより緊張感のある授業が
できている気がしています。これは、思いがけないご褒美でした。
一病息災ともいいます。
五十歳目前です。自分の身体と心とうつきあうか、考えながら前に進もうと
思っています。
ドストエフスキー的眩暈…
もしそうなら、身に引き受けて、世界認識がかわるまで思索し続けるまでのことです。
元気です!
またときどきブログを書きます。
これからもよろしくお願いいたします。
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